「出資」と「信託」

「出資」と「信託」

1998年頃から、外資系不動産ファンドが日本の不動産を積極的に買い始めたと言われています。
日本ではファンドといえば、ヘッジファンドやハゲタカファンドなどのハイリスク・ハイリターンを好む《きわもの投資家》的なイメージがありますが、実態はそれほど手荒な連中ではありません。
ファンド(両目eの語源はラテン語のファンダスにあると言われますが、それはもともと「底」を意味する言葉だそうです。
これが発展して、現在では物事の底や基礎に当たる部分として、「特定の目的のために分離された特別の資源や資金の集まり」という意味で使われるようになったと推測されます。
基礎を意味するファンダメンタルという言葉もここからきていると推測されます。
では、ファンドの定義を単なる「おカネの集まり」としてもいいのでしょうか。
ファンドを理解するうえで大切なことは、そのカネをどうやって集めるかという「入口」の部分と、どうやって運用するかという「出口」の部分です。
したがって、ファンドは単なるカネの集合体ではなく、あたかも生命力のある生き物のように社会的に認知され、かつその運用実績に裏づけされた高い投資能力も評価されている投資用の資金プール、ということになります。
入口の部分、つまり資金プールをどうやって行うかについては、「出資」と「信託」という二つの方法があります。

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